パサニア会活動報告ー看護師を目指した二人のチベット人女性
2004年に人材育成の一環としてインドより来日していた2名のチベット人女性が、それぞれある一定のゴールに到達することができました。

テンジン・ミンキー、テンジン・ナンキ、二人の6年間をご報告いたします。
(同じテンジンですが姉妹ではありません)

 日本へやってきた当初、二人の日本語能力はひらがな・カタカナと挨拶程度でしたが、病院スタッフが一丸となって二人に日常会話から医療用語、果ては方言まで、はたまた日本での受験テクニックに至るまで教え込み、病院で看護助手として働きながら日本語学校へ通い、同年11月には准看護学校に合格。2005年から准看護学生として留年することもなく2007年に無事卒業しました。この年の准看護師資格試験にテンジン・ミンキーが合格、テンジン・ナンキは翌2008年に合格しました。ミンキーは1年間准看護師として働きながら受験勉強をし、2008年に高等看護専門学校を受験し合格。2010年2月21日に行われた第99回看護師国家試験にみごと合格しました。日本語のペラペラな日本人でさえ合格が困難な資格試験、EPA看護師でさえ254名中3名の合格という難関に、准看護師経験1年のミンキーが短期間でよく頑張ってくれました。ナンキはまだ高看を受験していませんが、准看護師として病院にとっての確かな戦力となって働きながら高看を目指して頑張っています。今年で准看護師経験3年という高看受験資格を得ることになります。これで、苦労してインドの卒業証明書を手配しなくても受験可能となり、次のステップへと行くことができます。

 二人の頑張りを年表にしました。